炭火を使っておいしく焼くための秘訣は次の通りです:
秘訣1: 炭は焼き切ってから肉を焼くべし
炭全体に火が入っている状態にしてから肉を焼き始めましょう。ムラのない火力で焼くためにも、焦らずに炭の準備を整えることが重要です。網の上から5cmぐらいのところに手をかざし、5秒耐えられるか耐えられないかぐらいが丁度良い温度の目安になります。*くれぐれも火傷にはお気をつけ下さい。
秘訣2: 厚切り肉は側面のグラデーションに注目するべし
厚切りの肉は側面の焼き色が確認しやすいので、側面の火の入り具合を横から観察し、こまめに返しながら焦がさないよう注意しましょう。
秘訣3: すべての面をしっかりローストするべし
表面をしっかり焼くことで、肉のうまみや脂を中に閉じ込めることができます。特にかたまり肉は、丁寧に全面(6面)をこんがりと焼き上げたいですね。
秘訣4: 焼けたら少し休ませてから食べるべし
焼きたての肉は、脂がまだ動いているためうまみが安定していないことがあります。網の上でも特に弱火なゾーンに移動させ、保温状態で3〜5分ほど休ませるか、お皿にのせて休ませて下さい。お肉を休ませることで、お肉を柔らかく保つことができ、ジューシーで柔らかな食感に仕上がります。
これらのポイントを基本にして、以下の肉の種類に合わせた焼き方を実践してください。
【上タン】:
- 側面の焼き色グラデーションを確認しましょう。
- こまめに返しながら両面をこんがりと焼き上げます。
- 休ませることで中はピンク色に仕上がり、サクサクの食感を楽しめます。
【上赤身】:
- 側面の焼き色グラデーションを確認します。
- 両面をしっかり焼くことに注意しましょう。
- 側面も忘れずに焼きます。
- 少し休ませ、食べごろになるのを待ちます。
【上カルビ】:
- 側面の焼き色グラデーションを確認します。
- 返すうちに余分な脂は落とします。
- 両面をこんがりと焼くことを目指します。
- 焼き上がり後、少し休ませた断面を楽しんでみるといいでしょう。
【上ハラミ】:
- 側面の焼き色グラデーションを確認します。
- 表面に出てくる脂は落とします。
- 焼き上がってすぐは脂が落ち着かずレアな状態ですが、少し待つと美味しい状態になります。
これらの焼き方のコツを覚えて、炭火でのバーベキューを楽しんでください!おいしい焼肉を堪能できることでしょう。