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ガスを使って美味しくお肉を焼く方法

ガスを使ったおいしい焼き方のポイントをご紹介!

 

 

ガス火を使用するお店やご家庭での焼き方のコツを紹介します。もちろん、焼肉店での焼き方は店舗やご家庭での肉の種類によって異なりますが、一つの方法としてご参考ください。

 

【手順 1】: 手をかざして3秒。基準は大体は「1、2、3、 あつい!」

ガス火は火力を一定に保ちやすいのが特徴です。ただし、温度が高すぎても低すぎても良くありません。焼き網の近くに手をかざして、「1、2、3」と3秒間耐えられる程度が適切な温度です。3秒もかざせない場合は高温すぎ、逆に永遠にかざし続けられるのは低温すぎる兆候です。焼肉店では保温性が高く、冷めにくい焼き網が使われています。

 

【手順 2】: 肉は火の直上にきれいに並べること。

火力は一定ですが、ガスの炎が見える位置に肉を並べましょう。最適な焼き具合を確認するためにも、丁寧にきれいに肉を配置することが重要です。

 

【手順 3】: 何度も返しても大丈夫! 全体の焼き色を確認しましょう。

肉の厚みや部位によって火の通りが異なります。基本的には焼き色を確認しながら何度も返すことで、理想の焼き具合を目指しましょう。一度だけ返すという説もありますが、その必要はありません。

 

【手順 4】: トングを巧みに使いこなすこと。

焼き具合の目安は肉の弾力です。直接手で確かめることは難しいので、トングを使いましょう。トングの先を指の延長と考え、返すだけでなく弾力を確認する際にも積極的に利用しましょう。

 

【手順 5】: 焼き上がり後は20秒待ってから食べること。

焼き上がった肉は少し待つことをおすすめします。すぐに食べる前に、皿に盛ってから20秒間待ちましょう。焼きたての肉はまだ脂が動いている状態です。待つ間に中の脂が安定し、より美味しさが引き立ちます。じっくりと焼き上げた肉を、20秒の我慢で最高の状態で楽しみましょう。

 

美味しい焼き方の基本ポイント

 

【上タン】

  1. 厚さは10ミリですが、側面の焼き色は見づらいことがありますので、焼き面の色を確認しながら返すことが大切です。
  2. 全体の焼き色をじっくりと注意深く見ながら、何度も返してください。
  3. 周りが焦げ始める程度が焼き上がりの合図です。そのタイミングで食感の良いサクサク感を楽しむことができます。

 

【上赤身 】

  1. 厚さは6mmのカメノコです。火の上にきれいに並べましょう。
  2. 脂の音がザワザワとしてきたら、表面に汗をかいたタイミングで返します。
  3. 赤身は火が過剰に入るとパサパサになるので注意が必要です。返しは一度で十分です。
  4. 返した後、表の半分の時間だけ焼いて完成です。焼きすぎには気を付けましょう。

 

【上カルビ】

  1. 厚さは6ミリの三角バラ肉です。脂が多くて薄いので火の入りやすさに注意します。
  2. 焼き色を頻繁に確認しながら、早めに返すことが大切です。焦がさないように気を付けてください。
  3. トングを使いながら、弾力を確かめつつ何度でも返してOKです。
  4. 脂が焦がさないうちに皿に取り、20秒待ってから食べると最適な味わいです。

 

【上ハラミ】

  1. 厚さは10ミリです。脂が多いので焦がさないように注意深く焼きます。
  2. 焼き色を何度も確認しながら返し、肉汁を閉じ込めます。
  3. 側面も焼いて均一な仕上がりを目指しましょう。2枚まとめてトングで挟むことで火の通りを均等にします。
  4. トングで肉の弾力を確認しながら、香ばしく焼き上げてください。